一昔前にはランダム法と呼ばれた、数学者スタニスワフ・ウラムによって考案されたモンテカルロ法。
乱数を用いて活用する数学的な攻略法ですが、マーチンゲール法と同じで、一度勝利となった際には、振り出しに戻り、もう一度最初からはじめます。
バカラの罫線と同じで、筆記用具を必要とする攻略法ですので、ランドベースカジノ でこの攻略法を行う際には、頭の中で記憶する必要があります。
オンラインカジノサイトであれば、練習することも可能ですし、この攻略法を用いて勝率をあげていくことも可能です。
ルーレットでのモンテカルロ法
3倍配当のゲームに適しているため、ダース賭けやコラム賭けに適している攻略法です。また、ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットでは数字の数が変わってくるので、ここも覚えておかなければいけないポイントです。
初回は1、2、3の3つの数字を用いてはじめます。この数字は負けるほど増えていき、一度負けたら、1、2、3、4、2回目も負けとなると1、2、3、4、5、さらに負けると1、2、3、4、5、6とどんどん増えていきます。一度勝利となると、また最初から1、2、3から初めていきます。
1回目の勝負では、1、2、3のうちの両隅にある1と3を足した4ドルを賭けていきます。
そして、負けとなると今度は数字の配列の最後部に一つ数字を足し、1、2、3、4、のなかの1と4を足して5ドルを賭けていきます。
その次も負けた場合には、1、2、3、4、5となるので両隅を足した6ドルを賭けていきます。
例えばこの6ドルの勝負で勝利となった場合、次の賭けはどうなるでしょうか?
このまま、最初から初め直すのでしょうか?
勝利となった場合には小隅2つの数字を消去し、賭け金額を算出していきます。
ですのでこの場合には、1から6の数字の両隅2つを消去していくので、
1、2、3、4、5、6真ん中の3と4の数字が残ります。
この2つの数字を足した、7ドルが次回の賭け金となっていきます。
ではこの7ドルを賭けた勝負で負けた場合はどうなるでしょうか?
この場合、数字の配列の最後に、賭けた金額を足していきます。この場合であったら、最後に賭けた金額が7ドルですので、
3、4、7
となります。ここが必ず覚えておかなくてはいけないポイントでもあります。そして次回の賭け金額は、両隅の3と7を足した10ドルが賭け金となります。
そしてまた負けると、数字の配列の最後に賭けた金額の10ドルを足していきますので、
3、4、7、10
と配列することになります。
次回の賭け金額は、両隅の3と10を足した金額になりますので、13ドルとなり、また負けるとこの10ドルが数字の最後の部分に足されていきます。
勝てば、両隅の2つの数字を消去していき、負ければ賭けた金額を足していくというのがモンテカルロ法です。これを繰り返していきます。
この方法で大丈夫なのか?
モンテカルロ法は、勝利となるまでを1セットとしてカウントしていきます。
何セットまでモンテカルロ法を利用していくのかを、ゲームを始める前に決めて行うのが良いといえます。最終的に一つの数字が残るか、全く残らなくなったときに、勝利金を手にしているという状況になるように計算されています。
1セットごとに手に入れる利益は異なりますので、利益で計算せず「何セット終わったら違う攻略法を用いる」という決め方がおすすです。
ゲームの進行具合によって、大きく勝てる場合もありますが、負け続けるとそれなりに軍資金を削ってしまう攻略法になりますので、慣れるまでは目標設定を低めにしておいて用いた方が良いでしょう。